熊野古道 松本峠

石だたみと竹林の熊野古道。東屋から七里御浜を見わたせる短い峠道です。
どんなところ?
松本峠は、熊野市の大泊(おおどまり)と木本(きのもと)をむすぶ熊野古道伊勢路の峠で、鬼ヶ城の山がわにあります。標高は135mほどで、大泊がわから峠まではおよそ30分。初心者でも歩きやすいコースとして紹介されています。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部です。
道のほとんどに石だたみが残っています。こけむした江戸時代の石だたみのほか、明治のはじめに、マグロの水あげをめぐるもめごとのばつとして、漁師たちがつくらされたと伝わる石だたみもあります。
竹林にかこまれた峠には、人の背たけほどの大きなお地蔵さまが立っています。たてられた日に、ばけものとまちがえられて鉄砲でうたれたという言い伝えがあります。峠から東へ10分ほど歩いた東屋からは、新宮のほうまで続く七里御浜の長い海岸線を見わたせます。ここをこえると、新宮までは峠のない浜街道になります。鬼ヶ城や花の窟と組み合わせて歩くコースもあります。
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